【2025年最新】Xiaomiがスマホ・EV・スマートグラスを同時発表!6月26日の大型イベント「Human × Car × Home」まとめ

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2025年6月26日、Xiaomi(シャオミ)は大規模発表会『Human × Car × Home』を開催。
スマートフォン、スマートグラス、EV、タブレット、ウェアラブルなど、あらゆるジャンルで新製品を一斉発表し、世界中の注目を集めました。

この記事では、各製品のスペック・特徴を詳しく紹介しつつ、筆者視点の評価も交えてお届けします。


1. 【MIX Flip 2】待望の縦折りスマホが洗練された形で登場

画像:Xiaomi HPより

主なスペック・特徴

  • 内側ディスプレイ:6.86インチ AMOLED(1.5K解像度、120Hz、最大3200ニト)

  • 外側ディスプレイ:4.01インチ AMOLED(1.5K、120Hz)

  • SoC:Snapdragon 8 Gen 3 “Elite Edition”

  • メモリ:最大16GB/ストレージ:最大1TB(UFS 4.1)

  • カメラ構成:

    • メイン:50MP(Leica Summilux、OIS)

    • 望遠:50MP(2倍ズーム)

    • フロント:32MP(パンチホール)

  • バッテリー:5,165mAh(67W有線・50W無線充電)

  • 厚み:約7.6mm(折りたたみ時)

価格(中国)

  • 約714〜869ユーロ(約12〜14万円)

 

縦折りスマホ市場はSamsung Z Flipシリーズの独壇場でしたが、MIX Flip 2はディスプレイ品質・バッテリー容量・カメラ性能のバランスが非常に高い水準でまとまっており、正直驚きました。

特に外側ディスプレイで500以上のアプリに対応するのは、実用性の面でも大きな差別化ポイント。Leica監修のカメラも質感描写に優れており、「ハイエンド折りたたみ機を日常使いしたい人」に最適な1台になりそうです。


2. 【Xiaomi AI Glasses】現実に溶け込む“AIスマートグラス”が未来感すごい

主なスペック・特徴

  • Snapdragon AR1 Gen 1搭載

  • AI専用チップによるオンデバイス処理(クラウド非依存)

  • 音声アシスト/物体認識/リアルタイム翻訳/支払いサポート

  • カメラ付き(スペック詳細は未発表)

  • AR表示(モノクロ/カラーモデル)対応

  • 重量:約40g前後

  • バッテリー:約8.6時間駆動

  • レンズ:電気クロミック調光機能あり(未確認情報も含む)

価格(中国)

  • モノクロ表示モデル:約238ユーロ(約4万円)

  • カラーAR表示モデル:約357ユーロ(約6万円)

 

Xiaomi AI Glassesは「今までのスマートグラスとは次元が違う」と感じました。
MetaやGoogleのモデルよりも自然な形状、軽さ、そしてAI統合度が高いです。

なにより注目すべきは、“スマホを手に取らずに支払い・翻訳・案内ができる”という点。
これは旅行・日常問わず非常に便利。Apple Vision Proとは別路線の「カジュアルに日常へ溶け込むARデバイス」の正解形がここにある気がします。


3. 【Xiaomi YU7】Teslaに真っ向勝負!本格EV SUVが爆誕

画像:Xiaomi HPより

主なスペック・特徴(現時点で判明している範囲)

  • 車体サイズ:全長4,999mm、全幅1,996mm、高さ1,608mm、ホイールベース3,000mm

  • パワートレイン:

    • シングルモーター(後輪駆動)

    • デュアルモーター(四輪駆動、最大出力508kW)

  • 0–100km/h加速:最大3.23秒(上位グレード)

  • 航続距離:約770〜835km(CLTC基準)

  • 自動運転支援:Xiaomi Pilot Pro

  • スマホ/スマート家電との連携システム搭載

画像:Xiaomi HPより

注文数(発表当日)

  • 20万件突破(開始数分)

  • 1時間後には29万件超えのプレオーダー

 

これ…普通欲しい。
Tesla Model Yよりも価格が安く、内装も高品質。Xiaomi SU7の販売成功を経て、YU7はその流れをしっかり受け継いでいる印象。

しかもXiaomiはスマートホーム家電と車の連携に強いため、「家⇄車⇄スマホ」の連携UXで他社より2歩先を行ってるのがポイント。中国市場では売れるだろうな。
日本導入にも大きな期待が持てます。


4. 【その他新製品】Pad 7S Pro/Redmi K Pad/Watch S4 など

Xiaomi Pad 7S Pro(12.5インチ)

  • 12.5インチ 3.2Kディスプレイ(144Hz)

  • AI映像最適化チップ「XRING O1」搭載

  • スタイラス対応

  • スマホとタブレット間の画面共有・連携が可能

Redmi K Pad

  • 8.8インチタブレット

  • MediaTek Dimensity 9400+搭載(中上級スペック)

  • ゲーム・動画視聴向けのハイコスパモデル

Smart Band 10

  • Band 10:細身タイプで女性向けデザイン。スマホ通知&ワークアウト記録

 

タブレット市場が成熟する中で、Pad 7S Proはハイエンド層に向けて真っ向勝負。Galaxy TabやiPad Proと比較しても、価格帯次第では十分な対抗馬になりそうです。

ウェアラブル分野では、Apple Watch一強の構造に対してコスパと多機能性で切り込む姿勢が見えました。健康管理やスマート通知に興味のあるライトユーザーには非常に刺さるプロダクトです。


🔍 総評:Xiaomiの“スマート未来戦略”が現実化

今回の「Human × Car × Home」イベントは、ガジェットの枠を超えたスマートライフ全体への挑戦を鮮明に示すものでした。

Xiaomiのコスパ、恐るべし。

製品名 印象/まとめ評価
MIX Flip 2 高性能+日常使いに耐える折りたたみ。完成度高
AI Glasses 日常に自然に溶け込む、次世代ARの第一歩
YU7 EV Tesla超えも視野に入る実力とコスパ
Pad 7S Pro 映像・生産性に強いiPad対抗モデル
Smart Band 10 初心者に優しい、バランス型ウェアラブル

 

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