みなさんこんにちは、Kentaです。
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さて、今回は「至高のキーボード」と名高いREALFORCE(リアルフォース)のR2(第二世代)各モデルについて、徹底解説していきます。
この記事を読めば、「自分が必要とするモデル」がわかるようになります。
ぜひ、最後までお付き合いください!
REALFORCEの概要(全モデル共通)
REALFORCEとは、東プレが発売しているPCキーボードです。
たくさんのモデルがあり、モデルごとに細かく特徴があるのですが、全モデル共通して言える主な特徴は以下2つ。
- 静電容量無接点方式
- 同時入力無制限
それぞれ解説します。
(細かい特徴は後段で)
静電容量無接点方式
まずは静電容量無接点方式から。
東プレといえばこれ、だと思うのですが、キーのギミックが特徴的です。
無接点という名の通り、物理的な接点があり入力を検知するというわけではないため、耐久性が非常に優れていると言われています。
東プレHPより
このキーの押し心地が非常に素晴らしくて、このためにREALFORCEを購入する人がほとんどなのではないかと思います。
一般的なキーボードは、キー押下時に多少左右にブレながら押されると思うのですが、東プレのキーボードはそのブレをほとんど感じません。
表現が難しいのですが、四角い物体が真下にスコッと押される感覚で、スッと手に引っ付いてくるような感覚があります。
その感覚が大変素晴らしく、プログラマーやライターをはじめ、世界中の人々に愛されている最大の理由となっています。
実際僕も普段REALFORCEのキーボードを使用していますが、もうこれ以外のキーボードは使えないと本気で思っています。
それくらい使い心地がよく、ストレスが溜まらず、「文字を打つのが楽しい!気持ちがいい!」と思わせてくれる素晴らしいキーボードです。
同時入力無制限
続いて、同時入力無制限について。
フルNキーロールオーバー対応で、素早くタイピングをしたとき、多くのキーを同時押ししてしまったとしても、全ての押下したキーが入力されるという機能ですね。
東プレHPより
ゲームをする人や、タイピングが早い人、なんかは嬉しい機能です。
また、チャタリング(二重入力・誤動作)が発生しない機構になっているため、「使用者の打ったキーに正確に反応してくれる」安心感の高いキーボードです。
REALFORCEのモデルごとに異なる特徴
さて、これがREALFORCEを購入する際に混乱する原因となるのですが、REALFORCEはモデルごとにたくさんの特徴があり、その組み合わせによって型番が異なります。
モデルごとに異なる特徴としては大きく5つあります。
- ①スイッチ音:
標準 or 静音 - ②サイズ:
テンキー付き or テンキーレス - ③APC(アクチュエーションポイントチェンジャー):
あり or なし - ④キーボード種類:
JIS(日本語)キーボード or US(英語)キーボード - ⑤キー荷重:
30g or 45g or 変荷重
続いて、ひとつずつ詳細を説明しますね。
①スイッチ音
REALFORCEには、通常のキーと、静音タイプのキーの2種類があります。
通常タイプと言ってもそれほど音が大きいわけではなく、一般的なメンブレンタイプ(比較的値段が安いキーボードに用いられる、「ブヨブヨ」した感覚のキーボード)と同じくらいの音の大きさかと思います。
静音タイプはそれよりも音が小さく抑えられているため、以下のような人におすすめです。
- タイピングの音を周りに聞かれたくない人(周りに人がいる環境)
- リモート会議でタイピング音を目立たせたくない人
- タイピング音が耳障りと感じる人
- より「スコスコ」というキーの押し心地が好きな人
キーの押し心地としても、静音タイプの方がよりソフトになっている感覚があります。
特に通常のキーだと、押下時に「しっかりと底をつく感覚」と「キーの反発」があるのですが、静音タイプだと「底をつく感覚もよりソフト」だし、「キーの反発」も、よりしっとりとした感覚がします。
②サイズ
REALFORCEには以下2つのサイズがあります。
- テンキー付き(横幅が広い)
- テンキーレス(横幅が狭い)
テンキーのメリット
- 数字を素早く打ち込める
テンキーのデメリット
- キーボードの横幅が広いため、場所をとる
- 右手とマウスの位置がテンキー分離れてしまうため、マウス操作時に右手の移動が少し大きくなる
上記を踏まえ、数字をよく打つ・素早く打つ必要がある人はテンキー付きがおすすめですが、以下のような人はテンキーレスがおすすめです。
- 数字を素早く打つ必要がない
- デスクの場所を取りたくない
- 右手のすぐ横にマウスを置きたい
筆者個人的にも、テンキーレスが気に入っています。
(マウスを右手のすぐ隣に置きたいため)
③APC(アクチュエーションポイントチェンジャー)
アクチュエーションポイントチェンジャーとは、キー入力判定を行うポイント(ストロークの深さ)を変更できる機能のことです。
東プレHPより
④キーボードの種類(JIS/US)
キーボードの種類として、JIS(日本語キーボード)とUSキーボードを選ぶことができます。
普段家電量販店で置いてあるPCのほとんどはJISキーボードのため、圧倒的にJISに慣れている方の方が多いと思います。
(けど最近はUS配列のキーボードも増えてきましたね)
かな入力を使用する方にとってはJISのほうがメリットがあるように思いますが、それ以外の方はUSキーボードをおすすめします。(見た目もかっこいいし)
ここは完全な好みですね。
⑤キー荷重
これもREALFORCEの特徴ですが、キー荷重(キーの重さ)を3つから選ぶことができます。
- 45g
- 30g
- 変荷重
45g
一般的なキーボードは45gが多いと思いますし、REALFORCEの標準としても45gだと考えてもらっていいと思います。
打ち心地としても、一般的なキーボードの重さと変わらない印象です。
30g
それよりも軽い押し心地が好きな人は30gがいいと思いますが、30gはかなり軽い印象を受けます。
「キーボードに手を乗せていたら知らない間に文字が入力されてしまっていた」というレビューを投稿している人もいました。
ですが、長時間多くの文字を打つ人にとって、押し心地は軽い方がいいと思う人も多いと思います。
この辺りは、実機を触って判断されることをお勧めします。
変荷重
そして、30gと45gを組み合わせたのが変荷重です。
変荷重のキーボードは、キーを押す各指の力のかかりやすさに応じてキーを押しやすくするように、キーボードの外側のキーは30g、中心のキーは45gに設定されています。
人差し指や中指は力が入りやすいですが、薬指や小指は力が入りにくいですよね。
なのでその力の入りやすさに応じて、小指・薬指で使用することが多い外側のキーは少し軽い設定になっているんです。
僕はこれが気に入っており、現在変荷重のキーボードを使用しています。
実際の使用感としても、小指や薬指で打つ30gのキーに対して「軽いな」という感覚はなく、「どのキーボードも同じ重さに感じて打ちやすい」と感じます。
裏を返せば、全て45gのキーとなると、外側のキーは重く感じるのかもしれないですね。
R2モデルの型番の読み取り方
上記の通り、R2モデルは非常にたくさんの種類があります。
モデル選びをする際に混乱してしまうのですが、上記特徴は全てモデルの型番から読み取ることが可能です。
表にすると以下のようになります。
例えば、僕が普段使っている REALFORCEのキーボードは以下の特徴があります。
- 第二世代(R2)
- テンキーレス(TL)
- 静音(S)
- US配列(US)
- 変荷重(V)
- ブラック(BK)
上記のモデルの場合、型番は以下のようになります。
R2TLS-USV-BK
このルールさえ覚えられれば、モデル選びが楽になるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしょうか。
この型番ルールさえ知っていれば、お店ですぐにお目当てのキーボードが見つかるはずです。
ここで一つお伝えしたいことは、「キーボードは実際に触った方がいい」です。
仕事中にずっと触るものだからこそ、その使い心地に満足できるものを手に入れたほうがいいはず。
特にキーボードはその種類によって全く使い心地がことなるため、文字やレビューを参考にしつつ、実機を触ってみてください。
その際に、この記事が参考になれば幸いです!
また、YouTubeにREALFORCEのレビューを投稿しています。
もっと知りたい!という方は、動画もぜひご覧ください。
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